肝硬変症状について
肝硬変症状は体の各部位に現れる。
全身倦怠感は最もよく見られる早期肝硬変症状であり、消化器に食欲不振、嘔吐、下痢、腹部膨満感などがよく現れる。
腹水、消化器出血は末期肝硬変症状の一つである。
・栄養失調性肝硬変症状:体重が軽い、貧血、ビタミン欠乏症…
身体各部位に現れる症状は肌のきめが粗い、毛嚢角化症、口角炎、陰嚢炎、脂漏性皮膚炎、爪が異常に白くなる、多発性神経炎などが挙げられる。
・血液系肝硬変症状:鼻血、歯ぐきの出血。肝炎による肝硬変の場合は、貧血と血液病変が合併する可能性がある。
・肝硬変皮膚症状: 黄疸。
黄疸の原因は、肝機能障害によって皮膚がビリルビンの摂取、結合、分泌などをできなくなったことである。
黄疸症状:
カロチン血症--肝機能低下の原因で、果物や野菜などから摂取したカロチンが肝細胞によってビタミンAに転化されなくなり、全身の肌が黄染することをいう。
クモ状血管腫--その多くは肝臓病によるものである。特に男性には、クモ状血管腫とは肝硬変を意味することが多い。
肝機能低下による顔面特徴--眼球が黄染する、顔色が暗い…
内分泌系病変--女性は生理異常、男性は性欲減退などが現れる。
・糖代謝機能障害: 肝硬変患者は肝硬変でない人より、糖尿病になる確率が高い。肝硬変で肝機能障害が重症の場合は低血糖を引き起こすことがありえる。
・電解質代謝症状: 低ナトリウム血症、低カリウム血症…
・肝・脾臓症状: 肝硬変によっては肝臓と脾臓の大きさ、硬さ、表面の滑らかさも変化するものとなる。早期肝硬変は肝・脾臓が大きく、硬さが中等で、滑らかさがある。それに対して末期肝硬変は肝・脾臓が縮小し、かなり硬くなり、滑らかさがなくなる。
・腹水: ほとんどの場合、腹水は肝硬変が末期に入ることを意味して非代償期症状の一つである。腹水は前兆があり、腹部膨満感である。一時的腹水もよく見られる。原因は消化器出血、感染症、外科手術などが考えられる。
・胸水: 約5~10%の肝硬変腹水患者には胸水が伴っているとの状況である。
・神経・精神症状: 興奮、呆然…